書籍の画像をクリックすると、詳細・購入ページへ移行します
<1728年版>
ピエール・フォシャール[Pierre Fauchard] 著 髙山直秀訳
銅板画図版42枚
定価13,200円 [本体価格12,000円]
巻頭言:中原 泉(日本歯科大学学長)
幻の名著 フォシャールが遺した唯一の書!
1728年にフランスで出版された本書は、それまでは職業上の秘密とされていた歯科治療法
を詳細に記述して公開し、それによって歯科の知識が飛躍的に普及した。
職業としての歯科医療が確立するに至った、まさに近代歯科医学の基礎となった書である。
詳しい手術手技や補綴物作製法、医療事故への予防法・対処法、術前の患者への説明、
患者の恐怖心を除去するための配慮、また症例報告は、症状の現病歴、受診時の所見、
治療計画、治療経過と結果を記し、一部の症例では報告した疾病および治療法に関する
考査を述べるなど、形式的にも内容的にも18世紀に書かれたものとは思えぬほど、科学的、
現代的な記述がなされている。
フォシャールの『歯科外科医』は、わが国で1984年に第2版から同訳者の翻訳によって500部
限定で発行されたが、入手困難であった。
ようやく出された本書では、第2版との異同も訳注ですべて解説している。
『歯科外科医 あるいは歯科概論』 が紹介されました。
週刊 『日本歯科新聞』2017年1月17日号
「近代歯科医学の父」の初版本――として図版入りで内容が詳細に取り上げられ解説されています。
≪待望の書ー好評発売中≫
●近代歯科学の父 フォシャールが遺した唯一の書!その全貌が明らかに
『歯科外科医 あるいは歯科概論』 1728年版
ピエール・フォシャール著 髙山直秀 訳
A5判 552頁 図版42枚
定価13,200円[本体価格12,000円+税]
近代の歯科学の基礎となった本書は1728年にフランスで発行された稀覯本。それまでは職業上の秘密であった
歯 科治療法を詳細に記述して公開し、そのため歯科の知識が普及して、歯科医療者よりも患者の利益を優先す
る職業としての歯科医療が確立される道筋をつけました。
詳しい手術手技、補綴物作製法、医療事故への対応、術前の説明の重要性、患者の恐怖心の除去への配慮のほ か現代的な症例報告に驚かされます。
わが国では1984年に同書の第2版から同訳者による500部限定の豪華本で出版されたものの入手困難でした。
本書では第2版との異同も訳注で解説。
ベルンハ-ド・W.ワインバ-ガ-[B.W.Weinberger]著 髙山直秀訳
定価3,850円 [本体価格3,500円]
<近代歯科科学の父>フォシャ-ルの全貌がわかる初の解説書!
ピエール・フォシャール(1678-1761)は近代歯科学の父として有名で、その書『歯科外科医』は
世界最初の歯科学教科書であり、当時認知されていた歯科技術をすべて体系的に科学的に
集成し、実践的・理論的に記した実用的な著作として評価が高い。
しかしその業績も人物像もこれまであまり知られていなかった。本書は米国の歯科矯正専門医
として著名で、歯科歴史学の造詣が深い大家、B.ワインバ-ガ-が、1941年に生涯と業績に
ついてまとめた概説書の翻訳。