<主要目次>
第Ⅰ巻:742頁
Ⅰ刑事鑑定編
1. 統合失調症例 ――A 殺人 B 放火 C 性犯罪
2. 躁うつ病例――A 躁病 B うつ病
3. てんかん例
4. 異常酩酊例―― A 病的酩酊 B 複雑酩酊 C 例外例
5. 酩酊関連犯罪例
6. アルコール幻覚症例
7. 覚せい剤中毒例
8. 心因反応・情動例
第Ⅱ巻:570頁
9. 精神遅滞例――A 性犯罪 B 放火 C 殺人 D その他
10. 精神病質例
11. 詐病 例
12. その他の事例
Ⅱ民事鑑定編
民事鑑定例――A 行為能力の鑑定 B 禁治産・準禁治産の鑑定 C 特殊例
<著者略歴>
1922(大正11)年7月 兵庫県淡路島生まれ
45年 東京帝国大学医学部医学科卒業。同年、東大精神医学教室入局。
48年より東京拘置所法務技官、都立松沢病院医員、都立梅が丘病院医長。
59年 東京医科歯科大学総合法医学研究施設犯罪心理学部門助教授。
65年 同教授、73年 同大難治疾患研究所犯罪精神医学部門教授。
88年 定年退官、同時に同大名誉教授。
その後、日本学術会議会員(1期)、法務省中央更生保護審査会非常勤委員(1期)を務める。
日本犯罪学会で編集主任、会長(4期)を務め、第1回日本犯罪学会賞受賞。
著書 :『犯罪と精神医学』 『犯罪精神医学』 『放火の犯罪心理』 『精神鑑定と犯罪心理』etc.
訳書: グルーレ『精神鑑定』 シプコヴェンスキー『医原症』etc.