<改訂新版>
ーそのメカニズムと治療の現状
<映像音声・CD付>
小林武夫 編著
村野恵美・石毛美代子・牧山清・熊田政信・小林範子・目崎高広・
椎葉由佳・山崎竜一 著(執筆順)
¥3,300
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長らく原因・病態が不明なままで診断が難しく、周囲の無理解も患者を苦しめてきた痙攣性発声障害(SD)。器質的な疾患と推定され、手術やボツリヌストキシンによる治療効果が得られている。最新の成果をまとめた待望の一冊。新しい知見をもとに改訂し、喉頭所見と特徴的な音声を収録したCDを添付した。
<目 次>
序 章 痙攣性発声障害をどうとらえるか
第1章 痙攣性発声障害の名称の変遷
第2章 成因と症状
Ⅰ.成因
Ⅱ.症状
第3章 診 断
Ⅰ.はじめに
Ⅱ. SD診断の実際
Ⅲ. SD類似の症状を呈する音声障害
Ⅳ. おわりに
第4章 音声の評価
Ⅰ.患者判定による主観的重症度評価
Ⅱ. 他覚的評価
Ⅲ. モーラ法による評価
[参 考]
第5章 治 療
Ⅰ.音声訓練――その適用と訓練の実際
Ⅱ. ボツリヌス毒素による治療
1.ボツリヌス毒素について
2.ボツリヌス毒素注射
Ⅲ. 手術治療
第6章 患者の抱える問題
●セルフ・サポートグループSDの会のこと
第7章 日本における痙攣性発声障害の罹患率
あとがき
(付録)映像・音声CD
「内転型痙攣性発声障害の声帯の動きと音声
――ボツリヌス毒素による治療の前と後――」
<編 集>
小林武夫(こばやし・たけお)
帝京大学医学部附属市原病院耳鼻咽喉科