小社では、狂犬病関連書籍を出版しています。
日本では唯一の出版社と言っていい程で、小社が突出する分野の一つです。
実は、恥ずかしながら、私はこれらの仕事に関わる前は、狂犬病に関しては全くの無知でした。
狂犬病が致死率ほぼ100%の恐ろしい病気だと知り、多くの人々にこの危険性を伝えなければならないと、強く感じています。
アジアの国をバックパックで旅行していた経験があり、そこにいた日本人たちは野犬や野生動物に対して、かなり無防備でした。
無鉄砲な若い世代ほど、狂犬病の恐ろしさを知らないのです。
これだけ国際化が進んだ現代で、日本が清浄国でいられるのは、奇跡とも思えます。
行政や獣医師の方々の尽力の賜物だと思いますが、予防接種の接種率は低下傾向とも聞きます。
年々関心が薄れていくのかも知れません。
しかし、この脅威と闘った先人の努力を忘れず、注意喚起を続けることが大切だと思っています。
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