仙台で行われた、東北楽天ゴールデンイーグルスの優勝パレードは、
20万人以上のファンで沸き立ったようですね。
楽天の優勝は、被災地の復興に立ち向かう東北の方々はもとより、日本中の人々に
勇気と希望をもたらしてくれたのではないでしょうか。
野球をあまり見ない私ですら、ジーンと胸が熱くなり涙が込み上げました。
思えば、阪神大震災の年にも、神戸の球団オリックス・ブルーウェーブが、
悲願のリーグ優勝を遂げました。
仰木監督やイチロー選手など選手一同は、ユニホームの右腕に「がんばろうKOBE」の
ワッペンを付け、市民と共に戦うつもりで、グラウンドで戦い続けたのです。
この「がんばろう」の「ろう」が大切なんですね。「頑張って」は他人事。
被災した方にいかに寄り添えるかが、支援のポイントなんだと思います。
オリックスの優勝の時も、被災者は涙して喜び、希望をもったそうです。
そうしたエピソードが、『震度7を生き抜く― 大震災から命を守るために』に書かれています。
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