<最新刊>
『狂気の歴史 ―古代から今日まで』
Histoire de la folie; De l'Antiquité à nos jours
精神医学の歴史、および「閉じ込め」の歴史のスペシャリストである歴史家C・ケテルが、膨大な文献を渉猟し、人類とともにあった狂気の痕跡を辿る。M・フーコーが著名な同タ
イトルの著作で、狂気は「権力」が生み出したとするのに異議を唱え、西欧社会で狂気がどう見られ、狂人はどう扱われてきたかを検証。充実した巻末の文献は、この分野の学習・研究への手引きとなる。
Claude Quétel(クロード・ケテル)著
髙内 茂・大原一幸 訳
A5判 810頁 定価7,700円[本体価格7,000円]
『急性腹症の歴史 ―腹部外科の成り立ち―』
急性腹症の歴史は、腹部外科の初期史である。
そこには外科医たちによる果敢な挑戦があった。
かつては命の危険があった開腹手術。
急性虫垂炎の治療としての、いわば“当てずっぽう”の試験開腹術はどのようにして認められるようになったのか。多くの症例と文献をもとに、腹部外科が誕生するまでを考察する。
川満富裕 著
A5判 328頁 定価3,630円[本体価格3,300円]
改訂改題新版
『知っておきたい 感染症と予防接種 ―海外に行く前に』
日本と世界の感染症、予防接種の現状がわかる!
好評ロングセラーの改訂改題新版
(旧題:海外渡航者のための予防接種と感染症の知識)
なぜ予防接種は必要なのか! 定期接種と任意接種とは? 海外渡航時の注意点!
定期接種となったB型肝炎ワクチン、国内外での承認・市販ワクチンの最新情報。
ジカ熱、重症急性呼吸器症候群etc.の新たな感染症を追加し、流行している風疹、インフルエンザ、梅毒についても詳細な情報を最新内容で収載。
感染症最前線のスペシャリストが、ワクチンと海外感染症について分かりやすく解説。
医療・保健関係者、海外赴任・留学・海外進出企業の担当部署にも必携!!
海外の感染症をとりまく状況と、予防のためのワクチン接種についての最新知見をまとめた手引書。
医療関係者、海外渡航者、海外進出企業、図書館に必備!
髙山直秀・菅沼明彦・城 青衣・中山栄一 著
A5判 208頁 定価2,310円[本体価格2,100円]