忘年会シーズン真っ只中ですね。 肝臓が気になる方も多いのではないでしょうか。 アルコールの飲み過ぎで肝臓に障害が出るのは、「アルコール性肝障害」。 進行すると劇症肝炎や肝硬変などから命に係わることもありますが、 禁酒で治癒することが出来ます。 肝炎はウイルスで感染する病気で、A型、B型、C型、D型、E型、G型、TT型があります。...
キャロライン・ケネディ駐日大使の赴任が話題となりましたね。 1963年11月22日、ケネディ大統領暗殺の悲報は、世界を駆け巡りました。 初の日米衛星テレビ中継が、悲しいニュースとなってしまったのです。 その前日に、日本では第30回衆議院選挙が行われていました。 即日・翌日に開票され、自民党が283議席で過半数を確保しました。...
冬休みで海外に行く方も多いと思います。 短期の旅行でも、念のため予防接種を受けておくと安心です。 アジア、アフリカ、中南米に短期(数日~1カ月程度)滞在の場合、 A型肝炎ワクチンと破傷風トキソイド(またはジフテリアとの2種混合トキソイド)の 接種が勧められます。 A型肝炎は、水や氷、魚介類、不衛生な箸やコップでも感染するので、...
今日もソースは 『震度7を生き抜く― 大震災から命を守るために』 の著者、田代明美さんです。 3.11から今日で1000日が経ちました。 復興の足取りは重く、まだ避難生活を送る方は、27万人以上いらっしゃるそうです。 人知を超える天災をテレビで見て、神戸での衝撃が蘇りました。 大切な人命や生活の基盤を奪い去っていく、大地震の恐ろしさ。...
香港政府は2日、香港初のH7N9型鳥インフルエンザ感染者を確認したと発表しました。 WHOの発表によると、中国本土では2月以降、感染者は137人(うち45人が死亡)。 台湾でもこの4月に、患者が確認されています。 H7N9型が、他の型に比べ、なぜ怖いか。それは、「低病原性」だからです。 以前の記事でも述べましたが、もう一度復習を。...
『手術器械の歴史』は、トンプソン博士が手術器械の発展史を包括的にまとめた本です。 古代から現代まで通史で扱われたものは、他に類がありません。 それを可能にしたのは、ロンドン王立外科医師会の手術器械コレクションでした。 しかし、1941年春のナチスの爆撃により、ほとんどが破壊されてしまったのです。...
深夜に東京も揺れましたね。震度3でした。そこで、今日も地震の話です。 ソースは 『震度7を生き抜く― 大震災から命を守るために』 の著者、田代明美さんです。 1855年(安政2年)に江戸を襲った「安政江戸地震」は江戸や関東平野南部に 甚大な被害をもたらしました。 家屋倒壊、火災などで、死者は1万人以上と推定されています。...
『外科の歴史』には、様々な民間療法も取り上げられています。 例えば、きわめて古い民間療法では、クモの巣による止血が行われていたそうです。 シェイクスピアの『真夏の夜の夢』には、 「あなたにはお近づきになってほしいものです。名医のクモの巣さん。 指を切ったら、あなたにお任せしましょう」 というセリフが登場します。...
HIV患者の献血が検査をすり抜け、輸血された方がHIVに感染した、という 衝撃的なニュースがありました。 「HIV」と「エイズ」はどう違うか、ご存じですか。 「HIV」とは、Human Immunodeficiency Virus(ヒト免疫不全ウイルス)のことです。 このウイルスに感染すると、徐々に免疫力が落ちていき、普段は発症しない...
仙台で行われた、東北楽天ゴールデンイーグルスの優勝パレードは、 20万人以上のファンで沸き立ったようですね。 楽天の優勝は、被災地の復興に立ち向かう東北の方々はもとより、日本中の人々に 勇気と希望をもたらしてくれたのではないでしょうか。 野球をあまり見ない私ですら、ジーンと胸が熱くなり涙が込み上げました。...